喫煙具 紳士用品の総合情報
煙草を味わう為の「道具」であるパイプは、実にさまざまな素材で作られてきました。
現在もっとも多く使われている「ブライヤー」、「メシャム」、「コーンパイプ」などを中心に、パイプの素材とその特徴についてのご紹介。
現在のパイプの主流となっているのが、このブライヤー素材のパイプ。
ブライヤーとは、地中海沿岸に自生するツツジ科の樹木(学名エリカ・アルボレア-Erica arborea)の根瘤の部分を加工した物で、19世紀後半に地中海沿岸でパイプの素材としてはじめて用いられたと言われています。
熱に強く、独特の木理が美しく、加工性も高いまさにパイプに最適ともいえる素材。
また、木材であるという点で、軽く丈夫な為、必要以上に気を回さずパイプスモーキングを楽しめるという点からも多くの人々に愛され、今日にまでに「パイプといえばブライヤー」と定着するに至ったのです。
ちなみにこのページの一番上にある写真は、この「ブライヤー」の加工前の写真です。
白く美しい外観から「パイプの女王」と呼ばれるのが、このメシャム・パイプ。
メシャムとは、地中海でとれるセピオライトという鉱石で、語源はドイツ語「Meerschaum=海の泡」という点から日本では海泡石とも呼ばれています。
その主な特徴としては、軽く、熱放散に優れ、吸湿性も高い。この利点を生かしたメシャム・パイプでの喫煙は、クールでまろやかな味わいを愉しむことができるのです。
また加工性にも優れおり、美しい彫刻を施された芸術作品のようなメシャム・パイプも存在します。
良いことずくめのメシャムですが、素材としての強度は低く、落としてしまった拍子に簡単に割れ・欠けてしまうほど繊細ですのでその扱いには十分気をつけましょう。
未使用の状態は白く美しいメシャムパイプですが、長い期間使い込むうちにその色は琥珀のような色あいへと変わっていきます。この色味の変化も、扱い方や持ち主によって様々な色合いが出ると言われており、メシャムパイプを使う楽しみの一つでもあります。
コーン・パイプはアメリカ発祥のパイプです。
マッカーサーが持っていたパイプとして印象的なコーンパイプは、19世紀中頃に農業者達によって使われ始めました。
その後改良された大きく堅いコーンが使われるようになり、現在世界各国に輸出されています。
安価で丈夫なコーン・パイプは、初心者の方の練習パイプとしてもお勧めです。
又、独自の喫味と気軽さという点でコーンパイプでの喫煙を楽しむ方も多くいらっしゃいます。
キャラバッシュ=ひょうたん をつかって作られたパイプ。
その、大きさと独特な形ながら、素材自体の軽さと見た目の面白さから現代でも人気のあるパイプです。
写真のタイプは、内壁にコルクが貼られ火皿にメシャムを使用しています。
水分を程よく吸収し、煙もヒョウタン内で程よく冷まされます。
ビギナーを卒業し、変わったパイプも・・・と試したくなった方にはお勧めしたいパイプです。
2007/03/04 | Comments (0) | ツイート
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