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シガー愛好家の天敵 タバコシバンムシについて

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葉巻・シガーのヘビーユーザーにとって、お気に入りのシガーを自身で保管し、「とっておき」のひと時に楽しむ事はまさに至福のひと時でしょう。

プレミアム・シガーの保管に関しては、有る程度の知識と相応の設備(※1)を整えさえしてしまえば、それ程難しい事ではありませんが、一つ気をつけたいのがタバコ葉を食べる「虫」の発生です。

タバコに限らず、日本を含め世界中に分布し、乾燥動植物に食害する「タバコシバンムシ(Lasioderma serricorne)」という虫です。

この虫についての外観など実に便利なwikipediaに詳細が記載されています。興味のある方はご確認ください。

葉の表面に生みつけられたタバコシバンムシの卵は、シガーの製作工程での燻製過程で十分に取り去る事ができなかった時、そのまま巻き上げられてしまう場合があります。
そして箱詰めされ、出荷される過程で孵化しシガーを少しづつ蝕み、ラッパーに小さな穴をあけ、最終的にはシガーを台無しにしてしまいます。

もしヒュミドールの中に保管していたシガーに、一つでもこの虫による被害を見つけてしまったら、他のシガーを丹念に調べ、被害のある物は処分しヒュミドール全体を一旦清潔にし2次・3次被害災害を防ぎましょう。

2005年の初めから、キューバでは、このタバコシバンムシを死滅させるため、燻製消毒に加えて、巻き上げられた葉巻を冷凍する工程を追加しているそうです。
-20度の環境で5日間冷凍することで、卵と虫が死滅されます。その後ゆっくりと18度の環境に馴染ませ、ハバノスの温室度コントロール倉庫と流通センターの建物に移されます。(※2)

また、日本国内に正規流通するシガーは、入荷時にその代理店・販売店がシガーを箱単位で開封確認しているとの事で、現在では小売店に入荷した時点で箱の中身がすべて虫食いで台無しになっていた・・・という可能性もかなり低くなっているはずです。

こういった生産者・流通者達の努力により、現在ではタバコシバンムシの大規模な被害を見聞きする事は殆どありません。

リラックスする為の嗜好品の保管に神経質になってしまうのは考え物ですが、「もしもの時」の知識としては知っておいて損はないのではないでしょうか。

※1:この設備投資が大変という意見はもちろんですが・・・
※2:もし自宅のヒュミドールで虫が発生してしまったら、この工程を参考にするのもよいかもしれません。

Kagaya K.Y

2009/02/01 | Comments (1) |

コメント

Yohei Matsuda さんのコメント

とても参考になった記事でした。

虫による煙草の被害は、少なからず、気になっていたことでしたので、安心いたしました。

2010/03/07

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